Log(きょうごく)

きょうごくのLog

都内在住の大学生の日記風ブログです。いや日記です。

ちょっと考えすぎかな

 およそ僕の常識では頭が追い付かない友人がいる。「常識とは18歳までに集めた偏見である」という格言があるらしいが、それなら18才と3年で変わろうとしている僕の常識と呼んでいた何かはやはり紛れもなく偏見だったのかもしれない。僕は恋愛感情と異性間のボディータッチやスキンシップとは無関係に在るものだとは思えないし、その先には性的関係が座り込んでいるものだと思っていた。それが常識だったのだ。だがそうだとすると、彼女は僕の知る限りありとあらゆる異性に対してもれなく恋愛感情を抱いては撒き散らかしていることになる。しかしそういうことではないようだ。少なくとも僕はこれは偏見だと感じている。加えて言うならば異性からの好意をかき集めるために恋愛感情に受け取れそうな何かをばらまいているわけでもなさそうだ。ただ、受け取る側がどう感じるかは別問題であるし、ついでに彼女は割とかわいいので、面倒なことが起きなくもない、っぽい。僕は彼女の恋愛指向ないしは性的指向については考えることを放棄していた。彼女はそういうもんなのだと生のまま飲み込んで消化せずにいた。

 ところで『恋癖』という漫画を僕は昔から読んでいる。ざっくり言うとクセの強い恋愛観を持つ大学生たちを描いたラブコメだ。最近、この漫画を「性的マイノリティの群像劇だ」と指摘する感想コメントを見た。そのコメントで、アセクシュアルやリスロマンティックなどの単語を知った。それをきっかけにセクシュアリティについてネットで調べてみた。想像以上にその世界は分節化されている。

 僕の理解の範疇を超えている彼女のセクシュアリティ?にも名前が付けられていないだろうか。彼女のセクシュアリティを勝手に分類するのはおこがましいとも思うけど、胃の中に在り続けるなにか消化不良を解決したいがための自分本位で探った。しかしその答えを見つけるには僕は彼女のことをそんなに知ってなどいない。そもそも彼女の過去の恋愛話など有無も含め聞いたことがないので判断材料に欠けた。スキンシップも含めなんだか説明しきれないような、形容しきれないような独特さが彼女にはある気がする(事実異質なエピソードに事欠かない)のだけど、そんなうまく言葉にもできない情報を頼りにしても僕を満足させるような用語はどこのサイトにも見つからなかった。それとも僕がいろいろと考えすぎだろうか。彼女に頻繁にポエムメッセージを送るという男性がいるらしいのだが彼を馬鹿にできないかもしれない。勝手に特別視して彼女の姿を自分の世界に探している。

 女子同士では男に比べて普通の友人関係でもスキンシップが多い気がするのだけど、彼女にとってはそれがソフレの域まで延長されかつジェンダーの壁を破っているのだと言葉にしてみると、全然的を射ていないような感じもするけど今のところ一番しっくりくる。読んだ人は意味不明だと思うかもしれないが書いている僕も意味不明だと思う。僕にとっては友人関係の延長とは呼ぶには少し特別なものだが、彼女のほうではそうではなくて、僕はきっと友人Cみたいなもんなのだ。それを踏まえて最初にそう呼んだように彼女は結局のところ友人だ。ソフレもフレンドだ。

 自分の話をすると、例えば肩を寄せるだけで得られる多幸感やソフレ(のようななにか)以上の関係を求めない自分に驚いている。いっそ新鮮だ。変にセクシュアリティについての知識が最近増えた僕は、自分のほうこそノンセクシュアルとかなんじゃないだろうかとすら思ったが、男友達と近々行く予定の学生コン(コロナのおかげで行くかどうか検討中なんだけどね)にわくわくしてワンナイトの妄想すら膨らませているぐらいだし、性欲が強いとも思えないが経験的に考えてもどうもそれもやっぱり違う気がする。彼女とは無関係にカノジョが欲しいと思うが、僕の妄想するカノジョとの時間の過ごし方は彼女との時間の過ごし方と本質的に何が違うのか自分でもよく分かりもしないし、それならカノジョを作らずとも彼女との友人関係を良好に保てばいいじゃないかということになる。違いが体の関係を持つかどうかにあるのなら、風俗にでも通えばいいことになってしまう。でもそれは寧ろ空しいし、やっぱりそこらへん抜きでカノジョは欲しい気がするぞ? それとも独占欲に関わるのだろうか? 彼女は独占したいと感じないけどカノジョは束縛したくなる存在みたいな......たぶんいやぜんぜん違うわあ。繰り返しになるけどとにかくカノジョ欲しい。

 文字にしてみたらストンとくるものがあるかなあと思ったけど、こんがらがった糸をそのまま張り付けたみたいな文章だけが残った気がする。まあでもなんか満足したから、思考のログをここに残して頭からっぽにしておこうかな。あと最後にいつも通り知人にこのブログが発見されないことを願います。