Log(きょうごく)

きょうごくのLog

都内在住の大学生の日記風ブログです。いや日記です。

普通の出会い求めてた

 クリスマスイブのさらに前前々日くらいに、T〇nderという某出会い系アプリで初めて女の子とライン交換に成功した。憂鬱な毎日に刺激を求めていた僕はもうノッリノリ。話は簡単にポンポンと進んでイブイブに会うことになりウッキウキだった。

 約束の前日の22日の夜に電話をした。ラインのアイコンの写真とメッセージのノリから受けた印象と同じで彼女は明るい子だった。寧ろちょっとうるさいくらいの感じまでイメージ通りだった。でもおかげで気まずさを全く感じなかった。

 僕と彼女は年が一緒で、電話をするまで僕とー緒で学生だろうと勝手に思い込んでいた。しかしどうやらそうではないらしく、最近になって仕事を辞めたと彼女は話した。

 

「え? じゃあ今何してるの?」

「なんだと思うー!!?」

 いやいや知らんがな~笑 と思いながら、

「起業とかビジネスとか始めてみたとか~?」とテキトーに返す。

「ビジネス~?? 投資とかってこと~?」

 出たな~ "投資"! なんだか最近投資というワードをよく聞く。大学生の間で投資に誘い高額のUSBメモリを売りつけるトラブルが相次いでいるらしく、まさにその日にヤフーニュースで被害にあった大学生が訴訟を起こしたという記事を見たばかりだった。そして実は僕もその勧誘を受けたことがあったりする。それゆえ、"投資" という言葉の僕の印象はかなり悪い。

「あ~投資とかもそういうのかもね~。でも前に投資に誘われたことあるんだけどさあ~......」

 そんな調子で僕は以前目ん玉の飛び出るくらい高額のUSBメモリを買わされそうになった話を面白おかしく話した。無論投資を人に勧めるようなやからをディスったことは言うまでもないし、彼女が仕事を辞めて投資を始めた可能性は露ほども考慮もしていなかった。 

「えっと、あ、ごめんちょっと5分くらい電話きっていい? 風呂あがったばっかでまだ髪濡れてるからドライヤーしたくて」

 僕が投資ぼったくりエピソードを披露すると、彼女は曖昧にそう言って唐突に電話を切った。半端ない違和感を感じた。なんだその下手すぎる言い訳は。嫌われたのかもしれない、と最初は思った。しかし、5分たっても10分たっても電話がかかってこない間にじっくり考えて気が付いた。こりゃやっちまったかもしれないな、と。いや、やっちまったというよりかはやられずに済んだと幸運に思うべきか。

 結局丸一日経ち、当初会う約束をしていた時間になっても連絡は途絶えたままだった。自分の勧誘ホイホイ体質を呪いつつ、人生そう甘くはないことを学んだ。ちなみに、世間は今日クリスマスイブですが、僕はバイトに行ってきます。

 

 

↓過去に投資にお誘い頂いた話