Log(きょうごく)

きょうごくのLog

都内在住の大学生の日記風ブログです。いや日記です。

ごめん、気はないんだ。なんて......

 2月の終わりくらいに、スノボ―サークルの合宿があった。そこである女の子と少し仲良くなり、1か月くらいラインをしていた。

 最初は女の子とラインをすることも普段あまりないので、単純に女の子とラインをするのが楽しくてぽんぽん返信していた。自分としてはただ仲良くするのは悪くなかったけど、それ以上の付き合いになるつもりはなかった。でも、彼女の方は僕と同じ気持ちで頻繁にラインを送っていたわけでもないと思うし、僕もそのことに気付かないほど鈍感ではなかった(自意識過剰ではないとは......思う)。ただ僕は、都合よく彼女のことを扱っていただけなんだと思う。なんとなく自分が寂しいときは自分の愚痴を聞いてもらったり、逆に相手の愚痴を聞いてあげたり、別にどうしようってわけではないけれども近くに置いておいた。だから、彼女の愚痴がいつのまにか悩みになって、だんだん相手のラインの内容が重くなって、がら空きのゴール前へのパスみたいな分かりやすいメッセージが飛んできても、僕は明後日の方向にボールを蹴り飛ばして、返信するのも面倒になったからおざなりな返信をして1か月以上続いていたラインを半ば強引に終わらせてしまった。もしこれが彼女のほうも僕のことをただの仲の良い友達の1人だと位置づけていてそれが僕にも伝わってきたら、もしくはラインがもっと薄~くだらだらしたものだったら、そして何より僕が面食いでなかったとしたら、ラインは続けていたと思う。

 相手に悪いと思わないこともない。気がないなら思わせぶりな態度をとるなって言われるかな(僕はモテる男でもチャラ男でもないんだけどね)。だから、彼女にはもう関わるまいと考えていた。元々同じ合宿に1度だけ参加したことのある関係だ。もちろん合宿と言っても変なことはしていない。ただ一緒にスノボをしただけだ。多分彼女がゲレンデマジックにかかって一時的に気が迷っただけ。そう思うことにした。失礼な上にずるいことだけど、そういうことにして逃げることにした。彼女はその合宿しかサークルに参加したことがないし、おそらくまたシーズンになったとしても合宿に参加することはないと僕は思っている。でも、もし彼女の名前を合宿参加者のグループラインの中に見つけたら、僕はおとなしく参加できませんに〇を付けようと考えていた。

 

 昨日のことだ。高校の友達たちとレンタカーを借りて遠出をして、夜は居酒屋で楽しく飲んでいた。いつものことだけど、お酒のおかげでテンションが少し故障していた。それで、ちょっと油断していた。僕のスマホの所在なんて気にしていなかった。それにラインだって僕のトーク履歴なんて9割8分以上は見られても荒らされても構わなかったし、4月のトーク履歴まで遡って攻撃されるとは思いもしなかったから、僕のスマホを友達がいじっていても特に気に留めることではなかった。もちろん彼は僕の大学以降の人間関係なんて知らない。それより僕は故障したテンションに浸るほうに忙しかったから。

 手元にもどってきたスマホの画面には、例の女の子のトーク画面に、僕から「久しぶり」のメッセージ。本当に焦った。「他はなにされたって良かったけど、これだけは困る!」そう僕は情けなく言って(1番困るのはこのブログのページを発見されることだけど(笑))、慌てて送信を取り消した。送信は取り消したけれども、彼女が気付いた可能性は低くないとは思った。でも返信することもないだろうとも思った。もし彼女が気づいていたとしても、わざわざ4月のトーク履歴まで遡って返信することなどなく、気づかなかったふりをすると思った。それが円満じゃない。

 でも、僕の期待は裏切られた。「久しぶり!さっき運転していて返せなかったんだけど…」と彼女からのメッセージ。いよいよ酔いが冷めた。頭を抱えたくなった。友達がいたずらで……と本当のことをそのまま返信するのは本当は連絡を取りたかったのに友達を口実に使うみたいで気が引ける。かと言って適当な理由も思いつかない。1日経とうとしているけれども、僕はまだ返信できていない。もう既読をつけることもないかもしれない。僕はずるくて、彼女には申し訳ないんだけど。