Log(きょうごく)

きょうごくのLog

都内在住の大学生の日記風ブログです。いや日記です。

オーストラリア留学記 #19 夢の国で迷子

 オーストラリア三大夢の世界、二つ目。Sea World。

 海の世界というぐらいなのだからびしょびしょになるタイプのテーマパークなんだろう想像がつく。ならば自然と下は水着、上はTシャツといった格好になる。しかし、ビーチサンダルは持っていなかった。靴を履いて行ってぐちょぐちょになるのは好まない。そうゆうわけで予約していた近くのホステルの部屋に荷物を置き、シーワールドに行くまで裸足で行く。

  容易に想像できるだろうが足が燃えるように熱い。さすがに夏に突入しようかというオーストラリアのアスファルトは人間が素足で歩けるように作られてはいなかった。夢の世界につくなりまっさきにビーチサンダルを購入せんとショップへ向かう。

「ちょっとそこらへんの店でビーサン買ってくる!」

「おーう。」

 友達二人がチュロスを買っている間に$20のビーサンを購入。ビーサンにしては決して安くない買い物だと思いながらチュロス売り場に戻ると……二人がいない。

ーーあれ?もしかして行き違いになったか?

 もう一度ビーチサンダルを買った店に戻ってみるがやはりいない。

ーーもしかしてそこらへんのフードコードのベンチにでも座ってるのか?

 ビーチサンダルを買った店とチュロスを売っている店の間をうろうろする。が、いない。

 ……落ち着け。スマホを手に取りLINEで連絡をとろうと試みる。……夢の国にはWi-Fiサービスはないらしい。

 実はオーストラリアに来るにあたり全くネットを確保する術を用意してこなかった。フリーSIMカードも用意していない。ポケットWi-Fiも借りていない。大学とホームステイ先でWi-Fiが使えることは事前に知っていたしブリスベンの街中にはフリーWi-Fiが使える場所が多いと聞いていたので問題ないと考えてのことだ。事実多少不便ではあったが全く問題はなかった。この瞬間までは。

 連絡がつかなければしょうがない。おまけに必要最低限の現金しか持ってきてないので金もあまりない。迷子になったときは動くなが鉄則だ。最後に友達と一緒にいたのはこのチェロス屋。彼らも今自分を探しているだろうがそう遠くないうちにここに戻ってくるはずだ。店の近くの木陰に座り待つことにしよう。

ー5分経過ー

早く遊びにいきてえなあ。合流したら最初にあのアトラクションに行ってー…。

ー10分経過ー

暇だなー。あの人超美人だなー。

ー15分経過ー

おせえなあ。俺がどこに行ってると思ってるんだ、あいつら。

ー20分経過ー

…合流できたら一発なぐろう。

ー30分経過ー

……あいつら、俺探してるよね?

ー40分経過ー

…………きっと忘れられたな。

 

 世の中にはひとり映画館、ひとりカラオケなど、ひとりOOを楽しむ人達は割と多い。ではその極みは何か?おそらく多くの人がひとりディズニーと答えるだろう。

 じゃあ俺はその上を行ってやろう。ひとりSea Worldだ。海外のテーマパークを一人でエンジョイしてみせる。

 いや、ひとりディズニーのつらいところはディズニーがリア充カップルの聖地の代名詞的な側面があるからか。言語が通じない不安があるとはいえ家族向けの夢の国とは問題が根底から違うかもしれない。

 

「あー!いたー!!」

 

 ひとりディズニーとひとりSea Worldの哲学をしていると聞き馴染みのある声が。顔を上げると見慣れた日本人の顔が二つあった。

俺 「助かったー!なにしてたんだよ!?」

友1「ひとりで楽しんでるのかなと思って探してた。上から見渡しても見つけられなかったし。」

友2「LINEしてこないし問題なくやってるのかと。」

 LINEはしたくてもできなかったんだよ。とゆうかなんでビーサン買いに行ってる間にいなくなったんだ。とゆうかチュロス屋に戻ってきてくれれば良かったのに、どこをどう探してたんだ…ん?

上から見渡した?

俺 「あれ?もしかしてあのジェットコースター…乗った?」

友1「うん。」

友2「2回乗ったけど見つけられなかったからここに戻ってみた。」

俺抜きでしっかり楽しんでたのね…

 

 ちなみにシーワールドは激しいアトラクションはあまりない。結局このあとジェットコースターらしきものは2種類しか乗らなかった。

 こどもたちに混ざって大学生3人噴水ではしゃいだが良い思い出かな。